透明な世界

精神障害の私の日常です

誰にも必要とされない事の恐怖

無職のまま迎えた初めての年末年始。

 

今まで日々積み重ねてきていた自信、やりがい、そうしたものがなく部屋でただひたすら寝てばかりの冬は、さらに私の心を憂鬱にさせました。

 

学生や会社員、健康で何かしらの肩書きを持って生きてきた自分が、精神疾患で無職。これからどうしていこうか考えるほどに不安でした。

 

年が明けてすぐに私はまた転職サイトで仕事を探し始めました。転職サイトだと最初にサイトに登録した職歴などのプロフィールを希望する会社に送り、そこである程度判断されて断られるか、または次のステップに進むか判断されるので、どこか引っかかってくれないかと様々な所へ送ってみました。

 

ハローワークでは窓口で職員の人と話したりしなければいけないのがとても苦痛だったので、仕事探しの選択肢としては考えていませんでした。

 

しかし年齢は30歳を過ぎ、ただでさえ転職が難しくなってくる頃。プロフィールを送っても反応はいまひとつでした。呪いの棘となっている短い職歴、特筆すべきスキルもない淋しい免許資格欄。よっぽど人手不足の急募でない限りはわざわざこんな人間を採用する必要はない、そう思われているんだろう。心のどこかでそう思いながら、でも自分さえも自分の事をそんな風に思ったらおしまいだと心の奥に隠して仕事探しを続けました。

 

そんな仕事探しの中で苦痛だったのが、転職サイトで履歴書や職務経歴書のフォーマットに入力しているのにも関わらず、たまに面接に進んだ場合にまた自分で作成した履歴書や職務経歴書を持っていかなければならない事でした。

 

会社側からすれば当たり前なのでしょうが、その頃は手書きがまだ多かったので1枚を書き上げるために使うエネルギーがすごく、うつ病で心に力がない状態の私にとってはそれはとても苦しい作業でした。

 

履歴書を書き損じたその時、今まで溜まっていた様々な不安が爆発しました。履歴書を破って近くにある物を壁に投げつけ、その場で泣き崩れました。でもしばらくして情けなくて泣いている自分を別の自分が見ていて何だか急に恥ずかしくなりました。もう30を過ぎた大人がうまくいかず泣いている、そう思うと何だか泣く事も罪のような気がしたのです。

 

こんな事ではそれは仕事も決まらないだろう。自分が悪いと言い聞かせて、またしばらくして私は履歴書を書き始めました。